映画「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」の広告コピー

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映画コピー評論

大人気トランスフォーマーシリーズの第3弾となる映画コピー。どのコピーもこれまで短く、カッコイイ、男子心をくすぐるキャッチコピーでしたが、今回もそんなコピーですね。映画自体が有名で人気があるので、注目を集めるようなコピーよりは、待ち望んでいたワクワク感をさらに刺激してあげることがより重要。世界観を大切にしながら、今回のストーリーにもちゃんと触れ、ファンの気持ちをとらえる。そんなキャッチコピーかなと思います。

映画について

あらゆるテクノロジー機器にトランスフォーム(変身)する金属生命体と人類の攻防戦を、スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮、マイケル・ベイ監督のタッグで描くSFアクション超大作のシリーズ第3弾。最終章となる本作では、物語の主戦場を宇宙まで広げ、トランスフォーマーたちによる地球侵略を圧倒的なスケールで活写。社会人になった主人公をシャイア・ラブーフが熱演するほか、シリーズ初のフル3Dによる映像世界も見ものだ。

出典:Yahoo!映画

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トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン - 予告編

映画「この世界の片隅に」の広告コピー

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映画コピー評論

日時と場所で、どんな舞台設定なのかを伝える。日本人なら、この時期がどんな世界なのかよく知っているはず。そして映画の主題となる一文を加える。「わたしはここで生きている」。まさにこの映画の主題。ある一人の女性の生きるありのままの姿。特別ではないありふれた一人の人間の「特別さ」。一人ひとりに物語があり、楽しさや悲しさがあり、人生がある。映画のタイトル「この世界の片隅に」と上手く調和した考え抜かれた構成のキャッチコピーです。

映画について

「長い道」「夕凪の街 桜の国」などで知られる、こうの史代のコミックをアニメ化したドラマ。戦時中の広島県呉市を舞台に、ある一家に嫁いだ少女が戦禍の激しくなる中で懸命に生きていこうとする姿を追い掛ける。監督にテレビアニメ「BLACK LAGOON」シリーズや『マイマイ新子と千年の魔法』などの片渕須直、アニメーション制作にテレビアニメ「坂道のアポロン」や「てーきゅう」シリーズなどのMAPPAが担当。市井の生活を壊していく戦争の恐ろしさを痛感する。

出典:Yahoo!映画

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映画コピーをつくってみた

あたりまえな人生が、あたりまえに美しい。

戦争映画ではなく、一人の人生を描いた映画です。


映画『この世界の片隅に』予告編

映画「エクス・マキナ」の広告コピー

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映画コピー評論

映画の内容に合ったシンプルなキャッチコピー。短いながら、しっかり内容を押さえ、要点を絞り、ワクワク感も与えている。映画コピーらしい、映画コピーですね。実際にこの「〇〇か、〇〇か」という構成は、映画コピーではよく出てくるパターンです。短く面白さを凝縮するには、この構図が演出しやすいのでしょう。

映画について

『28日後...』などの脚本家として知られるアレックス・ガーランドが映画初監督を務め、第88回アカデミー賞視覚効果賞を受賞したSFスリラー。人間と人工知能が繰り広げる駆け引きを、限られた登場人物と舞台設定や目を引くビジュアルで活写する。美貌の女性型ロボットのエヴァを、『リリーのすべて』でオスカーに輝いたアリシア・ヴィキャンデルが好演。IT企業の社員と社長には、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のドーナル・グリーソンとオスカー・アイザックがふんする。

出典:Yahoo!映画

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映画コピーをつくってみた

人間とAI。どちらを信じる?

よりシンプルな構造の問いかけコピーで。あまり語りすぎず、あくまで興味をそそる構成でつくってみました。


映画『エクス・マキナ』予告編

映画「寄生獣 完結編」の広告コピー

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映画コピー評論

寄生獣の後半戦は、けっこう心にくるというか、メッセージ性の強い内容になっていきますよね。インパクト重視のコピーだった第一作に比べ、今回の完結編は「問いかけ」コピーでちょっとドラマ性を帯びたキャッチコピーで構成しています。マンガを見ていた時も感じましたが、けっこう深い内容なんですよね。映画を見終わったあとに、考えさせられる映画です。こういったメッセージ性の強い内容の映画は、視聴した人が考える余地を大きくするため、短く、シンプルにつくるほうが効果的。今回もそのようにつくられていますね。ちなみに「愛する人を、守れますか?」という広告コピーもあったようです。

映画について

岩明均のコミックを2部作形式で実写化した、SFサスペンスの後編。右手に寄生生物ミギーを宿した少年・新一と人類を食糧とするほかのパラサイトたち、彼らの全滅を図る特殊部隊が入り乱れる、壮絶なバトルが展開。監督に山崎貴、キャストに染谷将太、深津絵里、橋本愛、北村一輝、國村隼、浅野忠信ら前作のメンバーが結集した。地球での生存を懸けた人類とパラサイトの激闘の行方に加え、新一とミギーの友情をめぐるドラマも見どころ。

出典:Yahoo!映画

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映画コピーをつくってみた

人はどう生きるべきか。

広いメッセージにしてみました。この映画を見終わったあと、色んな話に発展してくれると嬉しいです。


映画「寄生獣 完結編」予告編 #Parasyte Final #movie

映画「トリック劇場版ラストステージ」の広告コピー

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映画コピー評論

人気シリーズなので、それをしっかり訴求するタイプのキャッチコピーがやはり効果的ですね。トリックって14年もやってたんだっていう驚きもあり、トリックファンには吸引力の強い宣伝文句だと思います。もうすこし「トリックらしさ」みたいなのがにじみ出ているとよりいいかなぁ。「本当に最後です」っていうのはちょっと感じ出しにきてますね。この時期は「ラスト」打ち出しの映画が多かったように感じます。そういった流行りみたいなのも映画にはありますよね。

映画について

自称天才美人マジシャンと天才物理学者のコンビを仲間由紀恵と阿部寛が演じ、高視聴率を記録したテレビドラマシリーズのラストを飾る劇場版。レアアース採掘の障壁となる魔術師のトリックを解くべく、秘境を舞台に登場人物が活躍を繰り広げる。主演の二人に生瀬勝久らレギュラー陣のほか、東山紀之、北村一輝、水原希子ら豪華キャストが共演。監督は、『TRICK』シリーズに携わってきた堤幸彦。マレーシアでの初の海外ロケや奈緒子の出生の秘密など、シリーズのファンには見逃せない内容が満載となっている。

出典:Yahoo!映画

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映画コピーをつくってみた

ラストですが、いつも通り、お楽しみください。

トリックの独特の世界観が大好きなので、変にラスト感出すより、いつもの感じが見たいと思いました。映画もちゃんといつものトリックで安心しました。けど、やっぱりラストは寂しいですね。


トリック劇場版 ラストステージ(プレビュー)

映画「寄生獣」の広告コピー

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映画コピー評論

子どものころ、マンガで「寄生獣」を読んだ時のインパクトはすごかった。それと同じくらいやっぱり実写でも寄生獣のインパクトはすごい。あの独特の空気感をよく実写で表現できたなぁと感心しました。CG技術はすごい進化してますね。映画コピーもやっぱり「インパクト」が重要かと思います。その点で、日常が“食べられた”という表現は面白いし、インパクト大かと思います。文章のリズムもよく、文字のバランス・配列も素晴らしいキャッチコピーかと思います。

映画について

1990年代に一世を風靡(ふうび)した岩明均の人気コミックを実写化したSFサスペンス。人体に寄生しながらほかの人間を食らう生物パラサイトたちを相手に、そのうちの1匹を右手に宿した高校生が壮絶な戦いを繰り広げる。メガホンを取るのは、『永遠の0』などの山崎貴。主演を務める『ヒミズ』などの染谷将太を筆頭に、『悪人』などの深津絵里や橋本愛、東出昌大ら実力派俳優が結集する。VFXを駆使したパラサイトの変形や人間捕食の描写、スリリングな物語に引き込まれる。

出典:Yahoo!映画

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映画コピーをつくってみた

人類の未来は、その右手に、握られた。

シンプルな形でキャッチコピーつくってみました。ビジュアルインパクトが強いので、それを邪魔しない程度の強さで。


映画『寄生獣』予告編

映画「超能力研究部の3人」の広告コピー

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映画コピー評論

フェイクドキュメンタリーというジャンルを構築しつつある山下監督。実に巧妙で、絶妙なバランスのフィクションとノンフィクションの間のような作品。まさに、この「ぜんぶウソ。っていう、ホント。」というキャッチコピーがピッタリ当てはまる内容かと思います。映画同様、ひらがなとカタカナのバランス、句読点のバランスが絶妙なコピー。映画の雰囲気にも合う、ちょっとひねくれ者の映画コピーかと思います。

映画について

アイドルグループ、乃木坂46の秋元真夏、生田絵梨花、橋本奈々未が映画で初めて主演を務め、『苦役列車』などの山下敦弘監督がメガホンを取った異色作。うそのオーディションで映画の主演に抜てきされた3人が中心となり、映画のストーリーとメイキング風ドキュメンタリーが混在し、うそと本当が交錯しながら一つの作品を構成する。アイドルである彼女たちが女優として山下監督のむちゃな要求に挑む姿だけでなく、ユニークで野心的なプロジェクトがどんな展開を見せるのか期待。

出典:Yahoo!映画

映画コピーをつくってみた

この映画は、フィクションでも、ノンフィクションでも、ありません。

ちょっと不思議な感覚に陥る映画。何が本当で、何が演出(ウソ)か分からない面白さを体感してみてください。


映画『超能力研究部の3人』予告編