邦画

映画「湯を沸かすほどの熱い愛」の広告コピー

映画コピー評論 久しぶりにこんなに泣いたかってほど号泣。個人的な出来事と重なったこともあって、死というものがすごく身近に感じていて、共感が強まったのかもしれない。ほんとに矢継ぎ早に色々な問題が起きる。ラストシーンは必見。このコピーの深みが味…

映画「シン・ゴジラ」の広告コピー

映画コピー評論 庵野さんがゴジラを撮るってことでかなり話題になりましたよね。エヴァ感も十分味わえて、庵野ファンとしてはかなりワクワクできた内容でした。特に印象的だったのは初期段階のゴジラがめちゃくちゃ怖かったのと、在来線爆弾と石原さとみの話…

映画「銀魂」の広告コピー

映画コピー評論 人気コミック原作の作品。アニメでもコアなファンが多く、かなり期待された作品でしたね。原作もアニメも、かなり攻めた内容(PTAの親御さんたちからクレームを受けるといつも言われているけど、実際はどうなんでしょう)なので、映画でどこ…

映画「アイアムアヒーロー」の広告コピー

映画コピー評論 結構ネタな感じでPRしていた記憶があるので、広告コピーもかなりキャッチーですね。かなりB級感があります。でも映画みてみたら結構しっかり作り込んでてビックリ。ゾンビ(ゾキュン)の迫力もウォーキングデッド顔負けで、というかそれ以上…

映画「万能鑑定士Q モナ・リザの瞳」の広告コピー

映画コピー評論 万能鑑定士Qシリーズはすごく大好きな小説で、おそらくほとんどのシリーズを読破しているはず。それだけに映画化は嬉しいような、ちょっと寂しいような、ちゃんとあの面白さを再現できるのか心配もあり、といった感じでしたが、結構いい感じ…

映画「この胸いっぱいの愛を」の広告コピー

映画コピー評論 この映画の前に原作を読んでいたのですが、本当にせつない良いストーリーですよね。こういった小説がなんだか最近少なくなった気がするのですが、気のせいでしょうか。それとも自分が大人になったからでしょうか。「人生やり直す系」の中でも…

映画「色即ぜねれいしょん」の広告コピー

映画コピー評論 中二男子がきっと大好きな映画ですよね。こういう映画がもっといっぱいあってもいいと思うのですが。。。さて、コピーはやっぱり悶々としてる中二男子に向けてのメッセージって感じですよね。というか男は大人になってもずっと中二男子なので…

映画「寄生獣 完結編」の広告コピー

映画コピー評論 寄生獣の後半戦は、けっこう心にくるというか、メッセージ性の強い内容になっていきますよね。インパクト重視のコピーだった第一作に比べ、今回の完結編は「問いかけ」コピーでちょっとドラマ性を帯びたキャッチコピーで構成しています。マン…

映画「トリック劇場版ラストステージ」の広告コピー

映画コピー評論 人気シリーズなので、それをしっかり訴求するタイプのキャッチコピーがやはり効果的ですね。トリックって14年もやってたんだっていう驚きもあり、トリックファンには吸引力の強い宣伝文句だと思います。もうすこし「トリックらしさ」みたいな…

映画「寄生獣」の広告コピー

映画コピー評論 子どものころ、マンガで「寄生獣」を読んだ時のインパクトはすごかった。それと同じくらいやっぱり実写でも寄生獣のインパクトはすごい。あの独特の空気感をよく実写で表現できたなぁと感心しました。CG技術はすごい進化してますね。映画コ…

映画「超能力研究部の3人」の広告コピー

映画コピー評論 フェイクドキュメンタリーというジャンルを構築しつつある山下監督。実に巧妙で、絶妙なバランスのフィクションとノンフィクションの間のような作品。まさに、この「ぜんぶウソ。っていう、ホント。」というキャッチコピーがピッタリ当てはま…

映画「12人の優しい日本人」の広告コピー

映画コピー評論 原作が有名作品なだけに、シンプルなコピーで勝負した感じですね。日本人バージョンは実に日本人らしくて、原作とは全然違った魅力でとても好きな映画です。最初シンプルなコピーと言いましたが、見終わったあとにこのコピーみると、また違っ…

映画「旅歌ダイアリー」の広告コピー

映画コピー評論 拝啓って言葉を使うとなんだかそれだけでノスタルジックな気持ちになりますよね。なんだか懐かしさが心の底から湧き上がってくるような。青春18切符のポスターシリーズにも「手紙の書き出し」をうまく使ったコピーがありましたね。たしか「前…

映画「フライ・ダディ・フライ」の広告コピー

映画コピー評論 若干リズムが悪いのと、チープ感があるのが気になりますが、物語の概要は抑えられているかなと思います。もうすこしかっこいい路線とか青春路線とかに、大きく寄せてもよかったのではないでしょうか。すこし中途半端な印象を受けます。結構テ…

映画「漫才ギャング」の広告コピー

映画コピー評論 何かを目標にしてみんな生きているけれど、なかなか目標を達成するのは難しいものです。何かほかの事情がやってきて邪魔をして、いつの間にか何が目標だったかもわすれてしまったり。ハンパになりたくないけど、うまく生きるにはハンパくらい…

映画「アキハバラ@DEEP」の広告コピー

映画コピー評論 人気若手俳優が出演する青春映画のコピーには、やっぱり若さを表現するような勢いあるコピーがふさわしい。「無限の可能性」とか「未来」とか「最強」とか。少しチープな印象を与える言葉たちだが、この映画の世界観や、ターゲットとなる若者…

映画「海街diary」の広告コピー

映画コピー評論 このジャンルの映画のキャッチコピーはすごく難しい。明確なテーマがあるが顕在化しているわけでもなく、わかりやすいエンドがあるわけでもない。様々な事情や問題が混ざり合って、時が流れていく。キャッチコピーによって印象を操作しないよ…

映画「横道世之介」の広告コピー

映画コピー評論 映画キャッチコピーの定番「〇〇で、〇〇で、〇〇。」という構成。リズムが良くて、複数の要素を入れ込みやすい。まさにこの映画にもってこいの構図だと思います。世之介という人物がほかの人にとってどんな存在か、このコピーだけでも伝わっ…

映画「悪の教典」の広告コピー

映画コピー評論 映画の登場人物が語るパターンのキャッチコピー。映画のもつ臨場感が出やすいのと、すっと映画に入っていける導入剤の役割を果たしてくれます。このコピーはたとえの表現がとても秀逸ですね。「出席を取るみたいに」という表現が、先生の不気…

映画「僕だけがいない街」の広告コピー

映画コピー評論 人気漫画の映画化は、注目度が高く大体のあらすじは知れ渡っているので、ある程度説明的な文章は削除して大丈夫となります。なんとなく知っているけど、原作をちゃんと見たことがないという人がメインターゲットとなるかと思うので、あとはど…

映画「人狼ゲーム ビーストサイド」の広告コピー

映画コピー評論 続編の映画コピー。最初の映画を見た人に向けた内容でありながら、初見の人には1本目をまず見てみようと誘導するつくりになっているのが上手い。このコピーをみたら、2本セットで見ないと、という気持ちにさせる。そして1本目をみたらこっち…

映画「エイプリルフールズ」の広告コピー

映画コピー評論 全体を一言でまとめるあげるコピー。色んな場面がオムニバス形式で展開するこのような映画は、ひとつひとつの物語を切り取ることが難しいので、全体をまとめたコピーで仕上げるパターンが多い。今回のコピーもそのような形になっています。す…

映画「鍵泥棒のメソッド」の広告コピー

映画コピー評論 思っていてよりコメディ要素がある映画だったので、ピッタリのキャッチコピーですね。よくある入れ替わりものかと思ったんですが、けっこう設定も凝ってて面白かったです。気軽に見れる映画なので、このくらいポピュラーなコピーがキャッチー…

映画「百円の恋」の広告コピー

映画コピー評論 このコピーめっちゃ好きです。そして、この映画も大好き。安藤サクラのパッケージとこのコピーのマッチが絶妙でかっこいいんですよね。呆れるほどの使い方が素晴らしいです。そう思うと、「呆れるほど」って言葉は多様性ありますね。呆れるほ…

映画「運命じゃない人」の広告コピー

映画コピー評論 この映画あまり知られてませんが、すごくよくできた演出、脚本なんですよね。伏線回収がほんとに素晴らしい。その演出の妙味をうまくキャッチコピーに落とし込んでいるあてりがさすがです。コピーはどこに目を付けるかで決まります。その映画…

映画「カミュなんて知らない」の広告コピー

映画コピー評論 あまり知られてませんが、映画好きなら超オススメの映画です。キャッチコピーはすごく怖そうな映画ですが、そんなことはないです。殺人犯の実話をもとにした映画を学生たちが自主制作で撮るという姿を描いた映画。最初のオープニングの長回し…

映画「パーマネント野ばら」の広告コピー

映画コピー評論 普通のほのぼのとした映画かなと思ったら、急展開を見せる映画なので、このコピーがのちのち響いてきます。最初見た時、「???」なコピーだったけど、見ているうちに「そういうことか」となります。そういった映画キャッチコピーって意外と…

映画「そこのみにて光輝く」の広告コピー

映画コピー評論 何とも言えない独特な空気感を持った作品なので映画コピーもすごい難しいと思いました。ただかなりパワーを持った作品なので、そこの部分は伝えたいのと、見る側にもパワーが必要な映画なので、心の準備を促すコピーが最適かと思います。その…

映画「オーバー・フェンス」の広告コピー

映画コピー評論 理想と現実。人生を生きるうえで、切っても切り離せないテーマのひとつがこれです。本当はこうなりたい。そうは思っているけど、現実はダメダメで、世間はつらくて、本当は何者にもなれないって、どこか諦めて、自分を偽りながら過ごしている…

映画「怒り」の広告コピー

映画コピー評論 場合によっては「愛した人は殺人犯なのか?」のみで使われる場合もありましたが、全部込みでキャッチコピーとするのがいいかなと思いました。キャッチコピーにしては長いですが、プロローグ的な感じが出ていて、映画を盛り上げてくれています…