映画「湯を沸かすほどの熱い愛」の広告コピー

映画コピー評論 久しぶりにこんなに泣いたかってほど号泣。個人的な出来事と重なったこともあって、死というものがすごく身近に感じていて、共感が強まったのかもしれない。ほんとに矢継ぎ早に色々な問題が起きる。ラストシーンは必見。このコピーの深みが味…

映画「シン・ゴジラ」の広告コピー

映画コピー評論 庵野さんがゴジラを撮るってことでかなり話題になりましたよね。エヴァ感も十分味わえて、庵野ファンとしてはかなりワクワクできた内容でした。特に印象的だったのは初期段階のゴジラがめちゃくちゃ怖かったのと、在来線爆弾と石原さとみの話…

映画「バイオハザード:ザ・ファイナル」の広告コピー

映画コピー評論 やっと完結するのかーバイオハザード。って気持ちで視聴。正直3部作くらいで終わらせればよかったのにと思うのですが、まぁ気になるから見ちゃいますよね。かなーり長いシリーズの最後なので、完結とかラストとかの言葉は広告コピーとしては…

映画「ワンダーウーマン」の広告コピー

映画コピー評論 強い女性っていいですよね。気が強い女性は苦手なのですが、単純に強い女性(格闘技とかやっている女性)はなんだか男でも素直にカッコイイなって思います。男性の強さとはまた違った美しさみたいなのがあるんですよね。ミケランジェロの彫刻…

映画「銀魂」の広告コピー

映画コピー評論 人気コミック原作の作品。アニメでもコアなファンが多く、かなり期待された作品でしたね。原作もアニメも、かなり攻めた内容(PTAの親御さんたちからクレームを受けるといつも言われているけど、実際はどうなんでしょう)なので、映画でどこ…

映画「アイアムアヒーロー」の広告コピー

映画コピー評論 結構ネタな感じでPRしていた記憶があるので、広告コピーもかなりキャッチーですね。かなりB級感があります。でも映画みてみたら結構しっかり作り込んでてビックリ。ゾンビ(ゾキュン)の迫力もウォーキングデッド顔負けで、というかそれ以上…

映画「恋はデジャブ」の広告コピー

映画コピー評論 映画の内容をユーモラスにキャッチーに表現した映画コピー。ジャンル的にはコメディ映画なので、このくらいのキャッチーさがあるといいですね。意外とキャッチコピーってライトな印象にするのって難しかったりするんですが、ポイントはチープ…

映画「タイタンズを忘れない」の広告コピー

映画コピー評論 私も大好きな超名作。スポーツの実話ってすごくいいですよね。さらに今回はアメリカが抱える「人種差別」の問題もついてくる。この苦難を乗り越えてつかみ取るサクセスストーリーという形式はアメリカ映画の定番。定番だけど、やっぱり定番は…

映画「海の上のピアニスト」の広告コピー

映画コピー評論 キレイな対比の美しい映画コピーですね。映画の内容もさることながら、キャッチコピーもやはり名作は一味違います。美しい映像と音楽で世界中から愛されるこの作品を、さらに魅力的にする。映画キャッチコピーにはそんな力があります。映画を…

映画「明日、君がいない」の広告コピー

映画コピー評論 カンヌで絶賛された作品として一躍脚光を浴びたが、内容はけっこうハード。見るにはなかなか体力を必要とするので注意です。今回のコピーは映画を要約した形で、まさに「これが問題なんだけど、どうしようもできないんだよね」みたいなテーマ…

映画「万能鑑定士Q モナ・リザの瞳」の広告コピー

映画コピー評論 万能鑑定士Qシリーズはすごく大好きな小説で、おそらくほとんどのシリーズを読破しているはず。それだけに映画化は嬉しいような、ちょっと寂しいような、ちゃんとあの面白さを再現できるのか心配もあり、といった感じでしたが、結構いい感じ…

映画「この胸いっぱいの愛を」の広告コピー

映画コピー評論 この映画の前に原作を読んでいたのですが、本当にせつない良いストーリーですよね。こういった小説がなんだか最近少なくなった気がするのですが、気のせいでしょうか。それとも自分が大人になったからでしょうか。「人生やり直す系」の中でも…

映画「イントゥ・ザ・ウッズ」の広告コピー

映画コピー評論 誰もが知る有名なおとぎ話のその後を描くということで話題になった作品。当然その話題になった内容をコピーするのが常套手段だ。今回の映画で伝えるのはこれだけで十分。逆にその後の中身(ネタバレ)をしてしまっては台無しになるので、シン…

映画「色即ぜねれいしょん」の広告コピー

映画コピー評論 中二男子がきっと大好きな映画ですよね。こういう映画がもっといっぱいあってもいいと思うのですが。。。さて、コピーはやっぱり悶々としてる中二男子に向けてのメッセージって感じですよね。というか男は大人になってもずっと中二男子なので…

映画「鑑定士 顔のない依頼人」の広告コピー

映画コピー評論 いわゆる「どんでん返し系」の映画によくあるのがこの手のキャッチコピー。「最後を予想できない」「最後まで騙される」「あなたは2度この映画を見たくなる」とか。とにかく「最後すごいぞ」って気持ちにさせる。こういったコピーはすごく効…

映画「ヴィンセントが教えてくれたこと」の広告コピー

映画コピー評論 このキャッチ―さが映画の雰囲気に合っていていいですよね。ただこれで映画が見たくなるかというとちょっと物足りなさもあるような気もします。「人生のホームワーク」ってあんまりピンとこない気がするので。ただ、内容的にキャチコピー一本…

映画「ブラック&ホワイト」の広告コピー

映画コピー評論 この映画を一言で表すなら。まさにこのキャッチ―コピーが上手くマッチします。ほんとうに上手い表現をしますねぇ。映画の雰囲気にもピッタリと合う言い切り感が気持ちいい。ありそうでない設定の映画で、いまでもファンが多いのでは?映画コ…

映画「バグダッドカフェ」の広告コピー

映画コピー評論 大好きな名作映画のキャッチコピー。少し長い気もしますが、あの独特の世界観を上手く表現した映画コピーかなと思います。「うまくいかない人生に、優しい出会いを。」まさにそんな想いにかられた人に、「よし映画見るぞ!」って気持ちではな…

映画「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」の広告コピー

映画コピー評論 大人気トランスフォーマーシリーズの第3弾となる映画コピー。どのコピーもこれまで短く、カッコイイ、男子心をくすぐるキャッチコピーでしたが、今回もそんなコピーですね。映画自体が有名で人気があるので、注目を集めるようなコピーよりは…

映画「この世界の片隅に」の広告コピー

映画コピー評論 日時と場所で、どんな舞台設定なのかを伝える。日本人なら、この時期がどんな世界なのかよく知っているはず。そして映画の主題となる一文を加える。「わたしはここで生きている」。まさにこの映画の主題。ある一人の女性の生きるありのままの…

映画「エクス・マキナ」の広告コピー

映画コピー評論 映画の内容に合ったシンプルなキャッチコピー。短いながら、しっかり内容を押さえ、要点を絞り、ワクワク感も与えている。映画コピーらしい、映画コピーですね。実際にこの「〇〇か、〇〇か」という構成は、映画コピーではよく出てくるパター…

映画「寄生獣 完結編」の広告コピー

映画コピー評論 寄生獣の後半戦は、けっこう心にくるというか、メッセージ性の強い内容になっていきますよね。インパクト重視のコピーだった第一作に比べ、今回の完結編は「問いかけ」コピーでちょっとドラマ性を帯びたキャッチコピーで構成しています。マン…

映画「トリック劇場版ラストステージ」の広告コピー

映画コピー評論 人気シリーズなので、それをしっかり訴求するタイプのキャッチコピーがやはり効果的ですね。トリックって14年もやってたんだっていう驚きもあり、トリックファンには吸引力の強い宣伝文句だと思います。もうすこし「トリックらしさ」みたいな…

映画「寄生獣」の広告コピー

映画コピー評論 子どものころ、マンガで「寄生獣」を読んだ時のインパクトはすごかった。それと同じくらいやっぱり実写でも寄生獣のインパクトはすごい。あの独特の空気感をよく実写で表現できたなぁと感心しました。CG技術はすごい進化してますね。映画コ…

映画「超能力研究部の3人」の広告コピー

映画コピー評論 フェイクドキュメンタリーというジャンルを構築しつつある山下監督。実に巧妙で、絶妙なバランスのフィクションとノンフィクションの間のような作品。まさに、この「ぜんぶウソ。っていう、ホント。」というキャッチコピーがピッタリ当てはま…

映画「ブルックリン」の広告コピー

映画コピー評論 田舎で送る人生(愛)、大都会で送る人生(愛)。そんな迷える女性の姿を描いた作品なだけに、「悩み」が伝わるようなコピーが共感を得るのかなぁと思います。「愛が見えない街」という表現が、より一層彼女のジレンマみたいなものを感じやす…

映画「12人の優しい日本人」の広告コピー

映画コピー評論 原作が有名作品なだけに、シンプルなコピーで勝負した感じですね。日本人バージョンは実に日本人らしくて、原作とは全然違った魅力でとても好きな映画です。最初シンプルなコピーと言いましたが、見終わったあとにこのコピーみると、また違っ…

映画「旅歌ダイアリー」の広告コピー

映画コピー評論 拝啓って言葉を使うとなんだかそれだけでノスタルジックな気持ちになりますよね。なんだか懐かしさが心の底から湧き上がってくるような。青春18切符のポスターシリーズにも「手紙の書き出し」をうまく使ったコピーがありましたね。たしか「前…

映画「フライ・ダディ・フライ」の広告コピー

映画コピー評論 若干リズムが悪いのと、チープ感があるのが気になりますが、物語の概要は抑えられているかなと思います。もうすこしかっこいい路線とか青春路線とかに、大きく寄せてもよかったのではないでしょうか。すこし中途半端な印象を受けます。結構テ…

映画「リトル・ダンサー」の広告コピー

映画コピー評論 疑問系のコピーは、社会問題を扱っていていたりする問題提起する映画によくあるパターン。この映画も様々な問題があるんだけど、とにかく主人公の存在感がすごい!こんな役者(子役)に出会ったら監督もやる気でるだろうな。きっとコピーも主…