映画「メン・イン・ブラック」の広告コピー

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映画コピー評論

コメディタッチの映画のコピーは難しいですよね。そのコピーで面白さを醸し出さないといけないので。そういった時に役立つのがカタカナワード。ここでは「ヤツ」「ノリ」という言葉が出てきています。このカタカナワードがある種のチープ感というかB級感というか、言葉の軽さを生み出してくれています。この手の映画にとって軽さを出すのはすごく重要。「気軽に楽しむこと」がこの種の映画の役割でもあるので。あとはなんとなくの世界観とストーリーが把握できるところがすごくいい。なんとなくざっくり把握してみたいんですよね、こういう映画って。ノリで見たいというか。そういった意味で成功しているキャッチコピーだと思います。

映画について

監督はアダムス・ファミリーを手掛けたバリー・ソネンフェルド。プロデューサーはあのスティーヴン・スピルバーグです。「メン・イン・ブラック」とはアメリカでの都市伝説のことで、UFOや宇宙人の目撃者、遭遇者のもとに現れて脅迫的な圧力をかけるとされる黒づくめの衣装の男たちのことを指しています。原案となるストーリーは、ローウェル・カニンガムのコミック「The Men in Black」。アメリカで有名な都市伝説を宇宙人にからめてパロディー化したコメディ寄りのSFアクション映画となっています。K
を演じるトミー・リー・ジョーンズは日本ではもうお馴染みですね(某CMに出まくっているので)。Jを演じるウィル・スミスもさすがのはまり役です。この二人のやりとりが面白く、派手で痛快。元気のない時に見たい映画ですね。

※画像をクリックすると映画を視聴できます

映画コピーをつくってみた

やっちまっても大丈夫。記憶消せば問題ない。

雑な感じが出ているといいかと思います。アバウト、大雑把、テキトー。そんなゆるいノリが出るように。


Men In Black (1997) - Trailer