映画「アデル、ブルーは熱い色」の広告コピー

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映画コピー評論

内容が内容だけに、キャッチコピーも難しい。この映画のテーマを素直に言葉にするのはチープな感じが出てしまうし、この濃密さを言葉で表すにはあまりに混沌としている。そのカオスからひとつの言葉を見つけるのがコピーライターの役目であり、面白さではあるのですが。見終わったあとの気持ちが人それぞれ変わるような作品は、コピーによってあまり方向性を限定しないのがセオリー。そういった時はプロローグ的な打ち出しがベスト。時には言葉が邪魔になることもあるのが映画。映画の魅力をどう引き出すか、映画キャッチコピーの難しさです。

映画について

第66回カンヌ国際映画祭で史上初、パルムドールが主演女優2人にも贈られ話題を集めたラブストーリー。ジュリー・マロによるフランスの人気コミックを原作に、運命的に出会った女性同士の真っすぐな愛の行方を大胆なラブシーンを交えて繊細に描き出す。監督はこれまで数々の映画賞に輝いてきた俊英、アブデラティフ・ケシシュ。『マリー・アントワネットに別れをつげて』などのレア・セドゥと、『カレ・ブラン』のアデル・エグザルコプロスの体当たり演技が光る。

出典:Yahoo!映画

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映画コピーをつくってみた

ありのままの愛がそこにはあった。

言葉や行動で隠していない、そのままの姿の愛と感情が映画に満ち溢れている。手に触れられるようなリアルさで、人間の感情が直接みる人の心へ伝わってくる。


映画『アデル、ブルーは熱い色』予告編