映画「グッバイ、レーニン!」の広告コピー

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映画コピー評論

キーワードである「壁」をしっかり使用しながら、上手く物語を表現しているオシャレなキャッチコピーです。「グッバイ、レーニン!」という題名からどうしても戦争や社会主義をうたった映画なのかと思われてしまうが、映画自体は「家族愛」をテーマにした心あたたまる作品。その誤解をしっかり広告コピーで払拭することに成功しています。

映画について

1989年、壁崩壊前の東ベルリンから物語ははじまる。家族を捨て、西ドイツに亡命した父。そんな背景もあり愛国心を強める母。そんな中、主人公の青年アレックスは反社会主義デモに参加する。その姿を見た母は、あまりのショックで倒れてしまう。昏睡状態から覚めたのはベルリンの壁が崩壊したあと。「壁崩壊」が母にまたショックを与えてしまうことを恐れたアレックスは、母に「壁崩壊」の事実を隠蔽しようと画策する。設定が面白いのと、家族愛がすごく感じられる作品です。笑えて、泣けて、心温まる。多くの人の心に残る傑作映画です。

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映画コピーをつくってみた

家族の愛には、壁なんてない。

母を想う気持ちが、行き過ぎた行動となってしまうが、やっぱり「家族っていいなぁ」と思わせてくれる。いい作品だなぁ。


グッバイ、レーニン!予告