映画「インビクタス 負けざる者たち」の広告コピー

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映画コピー評論

物語の概要をしっかりと記述するタイプの広告コピー。自伝的なストーリーによく使われる手法です。ノンフィクション系はその物語自体が大きな訴求力となるので、しっかり概要を伝えてあげるのはとても効果的です。この映画も実話をもとにした作品なので、このコピーは十分な魅力を発揮する表現かと思います。このコピーの肝は「ほんとうに」の部分かなと思います。「ひとつの願いが、世界を変えた。」でも成立するけど、何か嘘っぽさやありきたり感が出てしまう。「ほんとうに」と付けることで、実話という要素を強調し、リアルなイメージを付与することに成功しているかと思います。

映画について

クリントイーストウッド監督が手がけた南アフリカ共和国初の黒人大統領となったネルソン・マンデラの物語。ネルソン・マンデラは反体制活動家として27年間投獄。1990年に釈放されたその年に大統領に就任。白人・黒人という人種差別の開放を訴えたマンデラ。アパルトヘイトの象徴されるラグビーをもとに融和を訴え、南アフリカ代表はワールドカップで奇跡を起こす。映画の内容はこんなあらすじ。これが本当に実話なのか!?と驚くほどマンデラの信念はすさまじいものがあった。こういうリーダーが日本にもぜひ出てきて欲しいものです。ちなみに「インビクタス」とは、ラテン語で「征服されない」「屈服しない」を意味する言葉だそうです。

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映画コピーをつくってみた

揺るがない信念は、人の心を震わせる。

マンデラの信念の強さを感じてほしい。この映画を見て、国を人を本当に思うリーダーが生まれてくれると嬉しいです。


インビクタス 予告篇